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LOCAL LOCAL -ないものはない- 梅原真展

京都dddで2026年1月20日(火)から約3カ月にわたって開催されている、高知のデザイナー・梅原真さんの企画展に足を運びました。梅原さんには、過去に全国誌「デザインノート」の巻頭特集として2度ほど取材をさせていただいたほか、昨年にはご本人から仕事の依頼もいただくなど、良いご縁をいただいているということもありまして。

もちろん、梅原さんから仕事を依頼されたという誉れ高い経験は、地元のデザイナーやライターに自慢話をするための格好の話題で、「ヤバい!」「いいですね!」という反応に内心ほくそ笑みながら、「じゃあ一緒に企画会に行く?」という話になりまして。

年齢の近いデザイナーとライター、そして私の3人で徳島から京都に1泊で、企画展の初日に冬の小旅行に行くことになったわけです。

開催場所の京都dddギャラリー(COCON烏丸というおしゃれな商業施設の3階)は、地下鉄の四条駅からすぐの場所にあり、アクセス良好。ギャラリーには梅原さんの代表的な仕事が展示されており、スマホでご本人の音声案内を聞きながら、各作品の背景や制作意図にふれられるといという贅沢な仕様でした。

梅原さんと言えば、「ローカルには、ローカルのデザインがある」という考え方のもと、一見時代遅れに見える地域産業に光を見出し、デザインの力で企業や地域を絶体絶命の危機から救ってきた生ける伝説的な人物。「ただ単におしゃれ」な都会的デザインを敬遠し、デザイナーでありながら「言葉の力」で消費者とのコミュニケーションを成立させてきた唯一無二の存在です。

一見、真逆のように見える日本デザインセンター代表の原研哉氏(こちらもデザイン界のレジェンド)と無二の親友であることも、お二人がデザインの本質において深くつながっていることを示しているように思います。ちなみに、原氏が常に語っているデザインの定義とは「本質を見極めて可視化する」ことです。

こうして、梅原さんの企画展をたっぷりと楽しんだ徳島チームは、昼食や軽い京都観光を経て、夕方に再び京都dddへ。周囲の計らいもあり、予約制のトークショーを終えたばかりの梅原さんの控え室にお邪魔し、ご挨拶をさせていただくことができました。同行した2人も名刺交換と記念写真を実現し、たいそう喜んでおりました。

言葉を生業とするライターの端くれとして、これからも梅原さんの仕事に注目し、自身の表現に落とし込んでいきたいと思います。